ミドリムシの歴史

ミドリムシの歴史

5億年以上前から地球に居た

「ミドリムシ」と言う微生物が、地球上に誕生したのは、5億年以上昔と言われています。
人間が、地球上に誕生したのは、その歴史の中でも、たった数百万年前といことですから、それ以上の昔から、生き続けている「ミドリムシ」には神秘すら感じられます。

 

1600年代に入り「顕微鏡」での研究が可能になると、オランダの「アントニ・ファン・レーウェンフック氏」が、歴史上初めて顕微鏡を使用した実験を始めました。
別名「微生物の父」と呼ばれる彼は、初めて「ミドリムシ」を発見したのです。
その後、学術名である「ユーグレナ」は、ラテン語でeu「美しい」とglena「眼」と言う意味で、アントニオ氏によって名づけられました。

 

1950年代になると、アメリカの科学者「メルヴィン・カルヴィン氏」が「ミドリムシ」の光合成の研究を始めることで「カルビン・ベンソン回路」を解明しました。
この「カルビン・ベンソン回路」とは、「光合成による炭素固定回路」のことで、緑色植物と光合成細菌がこの回路を所持していることを発見したのです。
この発見で、1961年には、「ノーベル化学賞」を受賞しました。

 

1970年代に入り、アメリカ航空宇宙局「NASA」では、この「ミドリムシ」に注目し始め、実際の宇宙での観察の為の生物の一つとして宇宙船に乗せました。
その結果、二酸化炭素と太陽光で生息するミドリムシは、乗組員の吐く二酸化炭素を栄養素とし、代わりに酸素を吐くことで、乗組員への酸素供給が可能であることが報告されました。

 

そして現在、「ミドリムシ」で有名な、「株式会社ユーグレナ」が「出雲充氏」のもと2005年に創立されたのです。
出雲氏は、2002年に「東京大農業学部農業構造経営学専修」卒業後、一旦は「東京三菱銀行」に入行したものの、「ミドリムシ」への情熱からこの会社を設立し、広く「ミドリムシ」の名が知られるようになったのです。


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